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Apple Watch Series 3をレビュー!セルラー機能搭載で小型のスマホへ

Apple Watch Series 3
Apple Watch Series 3

アップルが、今年2017年9月22日にiPhone 8と同時に「Apple Watch Series 3」の発売を開始しました。
今回の記事では、Apple Watch Series 3をレビューしていきます!

記事を読み終える頃には、Apple Watch Series 3が欲しくなってしまうかもしれません 笑

Apple Watch Series 3は「GPS+Cellularモデル」か「GPSモデル」

Apple Watch Series 3には2つのタイプがあります。

  1. 「GPS+Cellularモデル」価格45,800円(税別)〜
  2. 「GPSモデル」価格36,800円(税別)〜

※価格はサイズ(38mm又は42mm)ケースのタイプによって変動

GPSモデルが従来のApple Watchだとしたら、GPS+CellularモデルはApple Watch Series 3から登場したニューモデルです!ちなみに巷では、「セルラーモデル」と呼ばれています。

今回の記事では、このGPS+CellularモデルのApple Watch Series 3を紹介していきます。

「セルラー機能」が今までのApple Watch Seriesとは違う!

Apple Watch Series 3
公式サイト:Apple

Apple Watch Series 3をパッと見た時に、前回のモデル「Apple Watch Series 2」と見た目はあまり変わっていないと感じると思いますがしかし、中身は大きく違います。

Apple Watch Series3の最大の特徴はなんといっても「セルラー機能」を搭載したモデルが登場したこと。
新たに内蔵されたチップにより「LTE通信がiPhoneなしでできるようになった」ということなんです。

iPhoneなしで通話・通信が可能に!

セルラー機能が搭載されたことによって「iPhoneがなくても通話・通信が可能」になりました。

つまり、Apple Watchがスマートウォッチの枠を越えて「小型スマートフォン」になったのです。
従来のApple WatchはiPhoneとペアリングすることによって、通話・通信を可能にしていました。

しかし、Apple Watch Series 3ではiPhoneとのペアリングなしでも電話やメッセージの送受信などができるようになったのです。

通信費は月額350~500円!3つの大手キャリアで契約できる

Apple Watch Series 3のGPS+CellularモデルでLTE通信を行うには、ドコモ、au、ソフトバンクのうちどこかのキャリアと契約しなければいけません。

各キャリアの通信プランは、auとソフトバンクで月額350円、ドコモの場合には、月額500円になります。
各キャリアが、かなり良心的な料金プランを提供しているため、お財布の心配をする必要はありませんね!

しかし、ひとつ注意点を挙げるなら「Apple Watch Series 3セルラーモデルを使うなら主回線のiPhoneと同じキャリアと契約しなければいけないこと」です。

たとえば、「iPhoneはドコモでApple Watchはソフトバンク」ということはできません。
そのため、格安SIMをメインで使っている人はApple Watch Series 3を使うためには上記3つどれかのキャリアに乗り換えなくてはいけなくなります。

格安SIMを使っている人はGPSモデル!

格安SIMをメインで使っている人には、GPSモデルがオススメです。
GPSモデルとセルラーモデルの機能的な違いは、「LTE通信」と「搭載メモリー」だけです。

GPSモデルの容量が8GBに対して、通信可能なためセルラーモデルの容量は2倍の18GBです。

その分、GPSモデルの価格は36,800円とセルラーモデルより9,000円も安くなります。
格安SIMなどApple Watch Series 3が対応していないキャリアを利用している人はぜひGPSモデルを検討してみてはいかがでしょうか。

70%高速化!動作が速くてストレスがない

正直、Apple Watch Series 2は全体に動作が遅くイライラを感じる人も多かったのではないでしょうか。

電源をONにするにも、アプリを起動させるにも時間が掛かってしまうといくら便利でもストレスを感じてしまいますよね。

しかし、Apple Watch Series 3は動作が速くてとてもスムーズ!
理由は、Series 3ではSeries 2で高速化したプロセッサーを更なる高速化を行ない、「高速化70%」に達成したものだからです。

感覚的にも、動作スピードはSeries 3の方が圧倒的に速いです。
これなら、ストレスを感じず操作ができますよ!

バッテリーは最大18時間!LTEでの連続通話は最大1時間!

気になるバッテリーの使用可能時間は最大18時間です。これはApple Watch Series2とは特に変わっていませんね。
実は、Apple Watch Series 3はApple Watch Series 2の水準を維持しながら、LTEなど新たな機能を付けたものになっているためです。

バッテリー使用時間以外にも、連続通話再生時間は最大3時間、LTEでの連続通話再生時間は1時間です。
オーディオ再生時間は最大10時間など、Apple Watch Series 2と同様の仕様になっています。

充電スピードも「100%までに約2時間」と変化は見られません。
変わった点といえば「ワークアウト」の最大使用時間が2時間プラスの「最大10時間」になったことでしょうか。
これ何気に使ってた昨日なので嬉しい。。。

SuicaへのチャージApple Watch単体で可能!

朝、通学や通勤の際にSuicaにお金をチャージする時間を削減したい人には、Apple Watch Series 3のセルラーモデルが役に立つと思います!

急いでチャージしたいときに、さっと「Wallet」アプリをApple Watchで開きチャージ金額を設定してチャージ完了!

事前にチャージ先のSuicaと支払いを行うクレジットカードの情報をApple Payに登録しておく必要がありますが、電車に乗るときも改札機へApple Watchをかざすだけ!忙しい朝の大きな味方です。

4,000万曲がストリーミング再生できる

Apple Watch Series 3
公式サイト:Apple

Apple Watch Series 3がさらに進化を遂げたポイントは「音楽再生」です。
Apple Musicにある4,000万曲という膨大な数の音楽をストリーミング再生することができるようになりました。

ちなみに、ひとつ前のSeries2では「最大2GB」や「最大250曲」という制限があったことを考えると、これはとてつもない進化ですよね。

セルラーモデルなら、iPhoneなしApple Watch単体でももちろん4,000万曲へアクセスすることが可能で、新しい時代の「新しいiPod」という声も!

Apple Watch Series 3にはイヤホンを挿入するイヤホンジャックがないため、ワイヤレスイヤホンが必要になります。
このワイヤレスイヤホンは通話でも使えるので、ぜひ持っておきたいです。

セルラー機能によりSiriがどこでも使えるように

セルラー機能で通話やメッセージの送受信がiPhoneなしでできるようになったと書きましたね。

しかし、セルラー機能が搭載されたことによってもっと便利になった機能が音声アシスタント「Siri」です!

今までのApple WatchでもiPhoneとのペアリング下で使うことはできましたが、Apple Watch Series 3セルラーモデルでは、近くにiPhoneがなくてもSiriを使うことができます。

さらに、今までのApple Watchでは見られなかった音声によるフィードバック機能も新たに登場しました。

心拍の異常も察知!アップデートされた心拍測定機能

Series 3では、心拍数測定機能がさらにアップデートされたものになりました。

従来のように、単に現在の心拍数がわかるだけではなく、安静時・歩行時の心拍数を平均した数値も出してくれるようになり、安静時の心拍数が120を超す場合にユーザーに知らせてくれる機能も搭載しています。

他にも助けが必要なときにすぐに助けが呼べる緊急通話などができる様々なヘルスケアのアプリケーションがあるので、より日常生活が安全に過ごせるようになりました。

自分の身体を知ることができるのもApple Watch Series 3の大きな魅力です!

今のところはApple Watch Series 3を使っていて感じるデメリットは見つかりません。「強いて言うなら価格かな?」というところです。

しかし、この機能性・操作性でこの金額ならば納得できますよ。。

Apple Watch Series 3は、今まで、Apple Watch Seriesを使っていた人にはもちろんオススメですが、これからスマートウォッチデビューをする人にもオススメです。ご参考になれば幸いです。

ABOUT ME
高橋 裕樹
株式会社i-Style CEOの公式ブログ。 WEBマーケティングが得意なIT系な人です。 「地方からビジネスを革新する!日本No.1のグロースハッカーを目指す」というvisionから地方を活性化するためアメリカ シリコンバレーに行き本場のビジネスを学んでいます。