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社長がやるべき9つの仕事をやれば会社は安定する!

the job the president
社長がやるべき仕事

社長がやるべき仕事は、事業計画・経営計画を作成する、資金調達、社員が気持ちよく働ける労働環境を整備する、全責任を負う、社内の流れを把握する、幹部の育成、他社との交流、資金管理の9つです。

では、それぞれを詳しく見ていきましょう!

社長の仕事1.会社が無理なく続くような事業計画を練る

会社がなくならないようにするには何をすれば良いのでしょうか?それは「売上を出すこと」です。
しかし、「夜中まで働け!」というように社員に無理をさせてまで売上を出そうとするのは良くありませんね。社員が会社を去ってしまい、業務が回らなくなってしまっては本末転倒です。

まずは、社員に過剰な無理をさせない範囲で売り上げを出せる「事業計画を練ること」が大切です。

社長の仕事2.安定した企業になるために経営計画を練る

事業計画の他にも、社長が考えなければいけない計画として「経営計画」というものがあります。

実は、経営計画は絶対に必要なものではないんです。「なくてもいいけどあったら更に良い未来を作れるかもしれない」というもの。
しかし、できる社長ほど経営計画をしっかり練っています。

その理由は5つあります。

  1. 経営の軸が作れる
  2. 現在と理想のギャップを数字で認識できる
  3. 今よりもワクワクした気持ちで経営できる
  4. 社長の価値観を社員と共有できる
  5. 会社の黒字化を目指せる

経営計画をしっかりと作ることで、このようなメリットが生まれてきます。これも社長がやるべき大切な仕事の1つです。

社長の仕事3.事業を継続または拡大するために資金を調達する

Business concept of career growth. Vector illustration

事業を行なっていくには「資金」が必要です。特に会社を始めたばかりの段階では、誰かにお金を貸してもらう必要がありますよね。これを会社経営では「資金調達」といいます。
しかし、社長は誰に、どこに資金を調達しに行くのでしょうか?

一般的に知っておきたい資金調達方法を3つご紹介したいと思います。

銀行、信用金庫から借りる

「銀行・信用金庫」から資金を借りる際に大切なのは「会社の信頼性」です。
“この会社、本当に貸したお金を返してくれるかな?”と銀行や信用金庫は考えます。そのため、社長は信頼できることを証明するために「事業計画」をしっかりと作らなくてはいけません。

国、地方自治体や民間団体の補助金・助成金を利用する

国・地方自治体・民間団体などでは、会社を助けるために、返済不要の補助金を提供しています。会社を経営する上でとてもありがたい制度ですね。
積極的に利用するのも良い手でしょう。

クラウンドファンディングで資金調達する

「クラウドファンディング」…最近、インターネット上でよく目にするこの言葉。
簡単に説明してしまうと、クラウドファンディングとは「インターネット上で不特定多数の人からお金をもらう方法」です。
起業や事業拡大のために利用できます。現代らしい資金調達の新しいカタチですね。

社長の仕事4.社員が気持ちよく・効率よく働ける環境をつくる

会社が安定して売り上げを上げていくには「社員が気持ちよく働ける環境をつくる」ことがとても大切です。これは社長がやるべき仕事の中でもっとも重要な仕事と言ってもいいですね。

労働環境が悪い会社は遅かれ早かれ倒産します。

また、現代は誰しもがインターネットにアクセスして情報収集できる状態です。そのため、「労働環境が劣悪」などという噂は一瞬で日本中・世界中に広がってしまいます。

そのため、労働環境が悪い会社は人材を確保することもできなくなるんです。「悪い噂がある会社に入ろう」なんて誰も思わないですからね。
会社を安定させるには、社長がしっかりと社員のことを考えてあげることが大切です。

社長の仕事5.社員が全力を出せるように社長が全責任を負う

社員が取引先などでミスをしたときに、その責任を取るのは社長の仕事です。社員を攻めたて、社員に向かって「ミスを犯したお前が謝罪に言ってこい!」なんて言う社長は自分の仕事を放棄しているだけです。そういう人を社長とは呼べませんよね。

社長がやるべき仕事は「社員が失敗を恐れず全力を出せるように支えること」です。社員を怖がらせて仕事の喜びを奪うことではありません。

社長の仕事6.社内の動きを把握する

操るビジネスマン

「社内で起こっていることを把握すること」も社長の大事な仕事です。
しかし、社長が把握しておくべきは、どのようなことなのでしょうか?

キーワードは「動き」です。

1日の売上や決算など「お金の動き」を把握する

まず、「社内のお金の動き」です。1日や週の売り上げを経理担当の社員から見せてもらわなくてはいけませんね。
もうひとつ大切なのが「決算」です。決算は「会社がいくらお金を手に入れていくらお金を失ったか」を計算したもの。

モチベーションなど「社員の動き」を把握する

お金の動きの次に大切なものが「社員の動き」です。
社員が生産的に働けているか、社内のモチベーションは安定しているか、などをチェックすることも社長の仕事です。

頑張って働いている社員を褒める。つらい時期を過ごしている社員には励ましてあげる。シンプルなことですが社長がやるべき大切な仕事です。

社長の仕事7.心から信頼できる幹部を育てる

社長は会社にひとりしかいません。社長は会社の全責任を負っている存在だと、上で書きましたね。そのため、当然いなくてはならない存在です。

しかし、人生は何が起きるかわかりません。いざという時、自分がいなくなってもしっかり会社が回るように「後継者」を育成する必要があります。つまり、「幹部育成」も社長の大切な仕事ということです。

幹部は社員というポジションから経営サイドへ行くことになります。そのため、社長は「自分の同志」と呼べるくらい信頼を寄せられる人間を見つけて、教育しなければなりません。大変な仕事ですが、社長にしかできない仕事です。

社長の仕事8.会社の顔として積極的に営業して人脈を増やす

「社長は会社の顔」です。そのため、社長が積極的に外へアピールしていくことが、会社の認知度を上げることにつながります。

社長がアピールできる場としては、会社を経営している人たちの交流会やセミナーなどがあります。他企業の社長たちと交流することは、言ってしまえば「営業」です。事業を安定して継続していくために、少しでも多くの取引先を確保することが何より大切。

積極的に外へ出て交流の場を持つことは、社長の立派な仕事です。

社長の仕事9.常に最悪のケースを考えて会社の資金を管理する

会社を経営する上では、最悪のケース…つまり「事業が失敗して会社が倒産する」可能性はゼロではありません。
そのため、社長は常に資金を考えていなくてはいけないんです。資金をチェックしていれば、最悪のケースが起きてしまう前にあらかじめ何らかの対処が可能になるからです。

会社を経営する上で、資金はもっとも重要な「資源」です。経理に丸投げしているようでは、社長はやるべき仕事をやっていないことになります。
社長は社員、そして社員の家族までの生活を抱えています。そのため、「資金は大丈夫か?」といつも気にかけ、管理をすることも、社長がやるべき仕事なのです。

社長がやるべき9つの仕事をやっていれば会社は大丈夫!

今回の記事でご紹介した「社長がやるべき9つの仕事」を改めてまとめてみましょう。

  1. 会社が無理なく続くような事業計画を練る
  2. 安定した企業になるために経営計画を練る
  3. 事業を継続または拡大するために資金を調達する
  4. 社員が気持ちよく効率よく働ける環境をつくる
  5. 社員が全力を出せるように社長は全責任を負う
  6. 社内の動きを把握する
  7. 心から信頼できる幹部を育てる
  8. 会社の顔として積極的に営業して人脈を増やす
  9. 常に最悪なケースを考えて会社の資金を管理する

特に今後、起業を考えている人は、以上9つのポイントを頭に入れておくことがとても大切ですよ。

これらを意識することで事業が失敗するリスクを少なくし、安定した良い会社を経営してください!

ABOUT ME
高橋 裕樹
株式会社i-Style CEOの公式ブログ。 WEBマーケティングが得意なIT系な人です。 「地方からビジネスを革新する!日本No.1のグロースハッカーを目指す」というvisionから地方を活性化するためアメリカ シリコンバレーに行き本場のビジネスを学んでいます。